DS-1000との出会い
こんにちは。takatakadiaryです。
どうしても手に入れたかったスピーカー、DIATONEのDS-1000です。
小学生の頃、近所の雑貨屋で美しい音を出していたスピーカー。DIATONEの名だけを覚えていて、いつかは自分の家で心ゆくまで聴いてみたいと思っていました。
現代は小型のブックシェルフかトールボーイ型のスピーカーが主流のような気がしていますが、私の中で「THE スピーカー」はこのサイズの、このスピーカーであり続けました。幅360x高さ625x奥行325mmで種類としてはブックシェルフ型ですが、このサイズのスピーカーは現在のメーカーはなかなか出してこないでしょう。ましてや、密閉型。しまった低音は現代スピーカーでは聴くことができない代物です。
だからこそ、いつか手に入れたいと思っていました。
手に入れたいが
もう今では当然の話ですが、中古でしか手に入りません。80年代のスピーカーですからねw。しかも、大阪のオーディオショップを巡ってもDIATONEはしっかりした値段がついていることが多いのでなかなか手が出ません。
我が家では手作りバッキーかDALIのZENSOR1、YAMAHAの名機NS-1classicsで聴くのがメインでした。
このDS-1000のスコーカーについているボロンは非常に壊れやすいものらしく、経年で自然と割れることもあるらしい。そりゃなかなか状態がいいものはないですよね。某オークションサイトではこのボロンが割れているやつが多い。割れていても部品取りなのか、ドンドン入札されていく様子はさすがDIATONEだと思いました。恐ろしいですね。
某オークションサイトとショップを眺めながら、いつか出物が出てくるのを待ち続けました。
最初オークションサイトで状態がいいらしいものが出ているのを見つけましたが、値段が上がっていかない。何でだろうな?と思ってポチポチしてみると引き取り限定の文字が。
なんて素晴らしい言葉だ。
引き取り限定。
引き取り限定のため、値段は上がりきらない。ワンオーナー所有で状態はかなり綺麗!これはチャンスだと思いました。
しかし、直接引き取りに行くのに
車で片道3時間かwww。
しかし、このチャンスを逃すわけにはいかないのでポチリました。すぐに引越し業者ばりに毛布を車に詰め込みましたね。人間の行動力は恐ろしいw。
さすが名機
1台約30kg。重い重い。
何度か腰がへし折れるかと思いましたが、ボロンが割れることなく、我が家に無事搬入できました。
こんなにワクワクするのは何年ぶりですかねw。
音出しをした瞬間からシビレました。
質のいい気持ちがいい音が出てきます。聴く前に、現代スピーカーと比べて、解像感や立体感が劣るのかな?と勝手に思っていましたが、全くそんなことはありません。そのあたりはきっちりアンプ側に依存してくれるみたいです。音源をしっかり素直に形にしてくれるスピーカーですね。
なんといっても密閉型。現代スピーカーではほぼ聴くことができなくなってしまった、引き締まっした低音がボンボン飛び出してきます。
最高です。たまりませんw。
何度か聴きながら寝てしまいましたね。本当に聴いていて気持ちがいい。
結果、大満足しています。
大事にしていきたいと思います。
【追記】DIATONEのDS-1000に合わせて、アンプをSANSUIのAU-D707G EXTRAを手に入れました。
【追記】2021年7月3日現在のメイン